数ある筋力トレーニングの中でも「筋トレの王様」と称されるスクワットは薄毛対策において最もコストパフォーマンスが高く効率的に成長ホルモンを分泌させることができる最強の種目であると言っても過言ではありません。人間の筋肉の約7割は下半身に集中しており太ももの大腿四頭筋やハムストリングスお尻の大臀筋といった巨大な筋肉群を一度に動かすスクワットは体全体への負荷が大きく脳に対して「体が損傷したから修復せよ」という強力なシグナルを送ることで大量の成長ホルモンの分泌を促します。成長ホルモンには骨や筋肉を強くするだけでなく細胞分裂を活性化させる働きがあり毛母細胞にも作用してヘアサイクルを正常化し髪の成長を後押しする効果が期待できます。またスクワットを行うことで下半身の筋肉量が増えると基礎代謝が大幅に向上し安静時でもカロリーを消費しやすい体になるとともに体温が上がり全身の血流が劇的に良くなります。特にふくらはぎや太ももの筋肉が収縮することで強力なミルキングアクション(乳搾り作用)が働き下半身に滞っていた静脈血やリンパ液を一気に上半身へと押し上げるため頭皮の毛細血管にも新鮮な血液が届きやすくなります。さらにスクワットは特別な器具を必要とせず自宅の省スペースでいつでも行えるためジムに通う時間がない人でも継続しやすいというメリットがあります。効果的なやり方としては足を肩幅程度に開き背筋を伸ばしたまま椅子に座るようにお尻を後ろに突き出し太ももが床と平行になるまで膝を曲げるのが基本ですが膝がつま先より前に出ないように注意することで膝への負担を減らすことができます。回数は一度に何百回も行う必要はなく10回から15回を1セットとしインターバルを挟んで3セット程度行うだけでも十分に筋肉に刺激を与えることができます。最初は筋肉痛になるかもしれませんがそれは成長ホルモンが出る準備ができている証拠であり継続することで下半身が安定し疲れにくい体になるとともに髪の毛にも力がみなぎってくるのを実感できるはずです。上半身のトレーニングも大切ですがまずは体の土台でありホルモンタンクでもある下半身をスクワットで徹底的に鍛え上げることが育毛への近道なのです。