30代半ばに差し掛かった頃、シャンプーのたびに排水溝に溜まる抜け毛の量に愕然とし、鏡を見るのが怖くなった時期がありました。それまで髪の悩みとは無縁だった私にとって、これは大きなショックであり、すぐに様々な抜け毛予防法を試し始めました。インターネットや書籍で情報を集め、高級な育毛剤から民間療法まで手当たり次第に試しましたが、その中で私が実際に効果を実感し、今でも続けている方法をいくつか紹介します。まず一番効果を感じたのは、「湯シャン」を取り入れたことです。毎日シャンプー剤を使っていたのを、2日に1回はお湯だけで洗うようにしたところ、頭皮の乾燥とかゆみが治まり、抜け毛が目に見えて減りました。洗いすぎによって皮脂を取りすぎていたことが原因だったようです。次に、食生活の見直しです。大好きなスナック菓子や揚げ物を控え、納豆、卵、海藻類を意識的に毎日食べるようにしました。特に、朝食に納豆ご飯と味噌汁を定着させたことで、腸内環境も整い、髪にコシが出てきたように感じます。そして、意外と盲点だったのが枕カバーの洗濯頻度です。毎日取り替えるようにしてから、頭皮のニキビができなくなり、清潔な環境で眠ることが髪にとっていかに重要かを痛感しました。さらに、ストレスを溜めないために、週末は趣味のジョギングで汗を流すようにしたことも、血行促進とリフレッシュの両面で効果があったと思います。これらの方法はどれも特別な費用がかかるものではなく、少しの意識の変化で実践できるものばかりです。もちろん個人差はあると思いますが、高価な商品に頼る前に、まずは自分の生活習慣を見直し、足し算ではなく引き算のケアをしてみることが、抜け毛克服への近道かもしれません。焦らずじっくりと自分の体と向き合うことで、必ず結果はついてくると信じています。私の体験が、同じ悩みを持つ誰かの参考になれば幸いです。